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亡くなった人の数珠は使っていい?形見・お下がりの扱い方

亡くなった人の数珠は、そのまま使って問題ありません。

仏教の教えに「他人が使った数珠は使えない」という決まりはないためです。

むしろ故人が長く手にした数珠を受け継ぐことは、供養の一つの形とされています。

この記事では、形見やお下がりの数珠を使う意味、使う前にしておきたい手入れ、使わない場合の供養方法までを整理します。

宗派が違う場合の考え方も解説します。

いい仏具編集部

「いい仏具」は、数珠の選び方と仏事マナーを中心にした仏具の実用情報サイトです。今日中に数珠が必要なときに買える場所を、ダイソー・しまむら・イオンなど全国13チェーンの公式情報にもとづいて案内するほか、主要8宗派の数珠の違い、18種の素材・石の格と値段、持ち方や色のマナー、切れたときの修理・処分の方法まで解説しています。価格や取扱状況にはすべて確認時点を明記し、変更を確認し次第更新しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

亡くなった人の数珠は使っていい?結論

結論として、亡くなった人の数珠を使うことに宗教的な問題はありません。

数珠は個人の信仰の道具であり、誰が使っていたかで「けがれる」という考え方は仏教にはないからです。

「他人が使った数珠は縁起が悪い」「魂が残っている」といった不安を持つ方もいますが、これらに教義上の根拠はありません。

数珠はお守りや護符とは性質が異なり、持ち主が変わっても意味が薄れるものではないのです。

むしろ日本では、親や祖父母の数珠を子や孫が受け継ぐことは古くから行われてきました。

故人が大切にしていた品を身近に置き、法要や葬儀で手を合わせるたびに故人を思い出す。

これも供養の自然なかたちといえます。

使うこと自体をためらう必要はありません。

形見の数珠を使う意味

形見の数珠を受け継ぐことには、いくつかの意味が重なっています。

まず、故人を偲ぶよりどころになります。

四十九日や一周忌といった法要のたびに使うことで、故人とのつながりを感じられます。

次に、実用的な面もあります。

数珠は素材によっては数万円するものもあり、良質なものを新たに買い直すのは負担になります。

故人が使っていた数珠が自分の宗派や性別に合っていれば、そのまま活用できます。

数珠の素材には木や石など格の違いがあり、古くから受け継がれてきたものには相応の価値があることも少なくありません。

素材ごとの位置づけは数珠の素材ランクと値段の違いをまとめた解説で確認できます。

受け継いだ数珠がどんな素材なのかを知っておくと、手入れや保管の判断もしやすくなります。

使う前にしたいこと(房の交換・仕立て直し)

形見の数珠を使う前に、状態を確認しておくと安心です。

長く保管されていた数珠は、房が色あせていたり、玉をつなぐ糸が傷んでいたりすることがあります。

特に房は経年で変色したりほつれたりしやすい部分です。

房だけを新しくすれば、全体が見違えるほどきれいになります。

房の交換にかかる費用は、素材や店によって幅がありますが、数千円程度が目安です。

詳しい費用感は房交換の値段と頼める店をまとめたページを参考にしてください。

糸が傷んでいる場合は、玉をつなぎ直す仕立て直しが必要です。

放置すると使っている最中に切れることもあります。

仕立て直しや修理の相場は数珠の修理はどこでできるかを解説した記事にまとめています。

なお価格情報は2026年7月時点の一般的な目安です。

実際の料金は店舗により異なります。

数珠が切れているときの考え方

受け継いだ数珠がすでに切れていることもあります。

「切れた数珠は不吉」という言い伝えを聞いて、不安になる方もいるでしょう。

この言い伝えの由来は、数珠が身代わりになって災いを引き受けてくれた、区切りや厄落としを意味するという古い解釈にあります。

しかし切れること自体が不吉だという仏教的な根拠はありません。

単に糸が経年で劣化しただけと考えて差し支えありません。

切れた数珠は修理して使い続けられます。

意味や対処の考え方は数珠が切れたときの意味と対処法の記事でくわしく解説しています。

無理に処分する必要はなく、直して受け継ぐことができます。

使わない場合の供養・処分

受け継いだものの、宗派や性別が合わない、状態が悪くて使えないといった場合もあります。

使わない数珠を処分するときは、いくつかの方法があります。

最も丁寧なのは、菩提寺や近くの寺院にお焚き上げを依頼する方法です。

法要や納骨の際に相談すると、他の仏具とあわせて供養してもらえることがあります。

費用や受け入れの可否はお寺により異なるため、事前に確認してください。

寺院に頼めない場合は、白い紙や布に包んで、感謝の気持ちを込めて手を合わせてから処分する方法もあります。

数珠は必ずしも特別な供養をしなければ捨ててはいけない、という決まりはありません。

それでも故人の形見であれば、丁寧に扱いたいと考える方が多いでしょう。

無理のない範囲で気持ちの区切りをつけることが大切です。

宗派が違う場合はどうする

故人と自分の宗派が違う場合でも、受け継いだ数珠を使うことはできます。

葬儀や法要で手を合わせる目的であれば、宗派をまたいで使っても失礼にはあたりません。

数珠には、宗派ごとに玉の数や仕立てが決まった「本式数珠」と、どの宗派でも使える「略式数珠」があります。

故人の数珠が略式であれば、宗派を気にせずそのまま使えます。

本式数珠の場合は、自分の宗派の作法に合わない可能性がありますが、それでも参列時に持つ分には問題ありません。

宗派ごとの違いや、どの宗派でも使える数珠については数珠の宗派による違いを解説した記事が参考になります。

もし自分の宗派に合った数珠を新たに用意したい場合は、通販なら宗派別・素材別・男女別に落ち着いて選べます。

急ぎのときは翌日配送に対応した店もあります。

受け継いだ数珠の扱い方の注意点

形見の数珠を使い続けるなら、基本的な作法も押さえておきたいところです。

焼香や合掌のときの持ち方は宗派で多少異なりますが、基本の所作は共通しています。

詳しくは数珠の持ち方の作法をまとめたガイドを参考にしてください。

また、受け継いだ数珠がブレスレット型の場合、ゴムが劣化していることがあります。

ゴムは自分でも交換でき、その手順は数珠ブレスレットのゴム交換の方法を解説した記事にまとめています。

玉を長く受け継ぐためにも、傷んだ部分は早めに手入れしておくと安心です。

よくある質問

亡くなった人の数珠には魂が残っていると聞きましたが本当ですか

数珠に魂が宿るという考え方に仏教的な根拠はありません。

数珠はお守りとは性質が異なる信仰の道具です。

故人が使っていたことをむしろ縁として、安心して受け継いで問題ありません。

夫の数珠を妻が使ってもいいですか

使えます。

数珠に決まった性別はありません。

ただし男性用は玉が大きめ、女性用は小さめに作られることが多く、サイズ感が合わないと感じる場合があります。

気になるときは仕立て直しで調整できます。

形見の数珠を洗ってから使ってもいいですか

木や石の数珠は水に弱いものが多く、丸洗いは避けたほうが無難です。

柔らかい布で乾拭きするのが基本です。

房が汚れている場合は、洗うより交換したほうがきれいに仕上がります。

数珠はどこで買い替えられますか

仏具店や百貨店、通販で購入できます。

急ぎのときや宗派別に選びたいときの探し方は数珠をどこで買うかをまとめた記事で解説しています。

まとめ

亡くなった人の数珠は、そのまま使って問題ありません。

他人が使った数珠は縁起が悪いという言い伝えに、仏教的な根拠はないからです。

故人の形見を受け継ぐことは、むしろ自然な供養のかたちといえます。

使う前には房や糸の状態を確認し、傷んでいれば房の交換や仕立て直しをしておくと安心です。

宗派が違っても参列時に使う分には問題なく、略式数珠ならどの宗派でも使えます。

もし使わない場合は、お寺でのお焚き上げや、感謝の気持ちを込めた丁寧な処分で気持ちの区切りをつけられます。

無理のない範囲で、故人を偲ぶよりどころとして扱ってください。

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