数珠の持ち方 完全ガイド|焼香・合掌・移動時の作法まで解説
数珠は左手で持つのが基本です。
房を下に垂らして持ちます。
仏教では左手を仏様の清らかな側、右手を自分の側とする考え方があるためです。
焼香や移動のときも、この「左手・房は下」を覚えておけば大きく迷いません。
この記事では、合掌・焼香・移動時それぞれの具体的な扱い方を、写真がなくても分かるように順を追って解説します。
宗派によって細かな作法は異なりますが、まずは全宗派に共通する基本から確認していきましょう。

いい仏具編集部
「いい仏具」は、数珠の選び方と仏事マナーを中心にした仏具の実用情報サイトです。今日中に数珠が必要なときに買える場所を、ダイソー・しまむら・イオンなど全国13チェーンの公式情報にもとづいて案内するほか、主要8宗派の数珠の違い、18種の素材・石の格と値段、持ち方や色のマナー、切れたときの修理・処分の方法まで解説しています。価格や取扱状況にはすべて確認時点を明記し、変更を確認し次第更新しています。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
数珠の持ち方の基本は「左手・房は下」
数珠を持つときは、左手で握るのが基本です。
輪の中に左手の四本の指を通し、房を下に垂らして持ちます。
歩くときや待っているときは、この状態で自然に手に掛けておけば問題ありません。
左手で持つ理由は諸説あります。
左手を仏様の側、右手を自分の側とみなし、けがれのない左手で仏具を扱うという考え方が広く伝わっています。
利き手である右手を動作に使うため、という現実的な説明もあります。
数珠には大きく分けて、どの宗派でも使える略式数珠(片手数珠)と、宗派ごとに形が決まった本式数珠があります。
本式数珠は二輪にして持つものが多く、扱いに宗派の作法が加わります。
まずは略式数珠の基本を押さえておけば、多くの葬儀・法事に対応できます。
数珠そのものの意味を知りたい方は数珠の意味や玉の数の理由の解説もあわせて読んでみてください。
合掌のときの数珠の掛け方
合掌のときは、両手の親指と人差し指の間に数珠を掛け、そのまま手を合わせます。
房は下に垂らします。
略式数珠なら輪を二重にせず、そのまま両手に通す形が一般的です。
左手だけに数珠を掛け、右手を添えて合わせる方法もあります。
宗派やお寺によって細かい作法が違うため、迷ったときは周囲の参列者に合わせれば失礼になりません。
大切なのは、数珠を握りしめたまま合掌して房がぐしゃぐしゃにならないよう、丁寧に扱う姿勢です。
合掌そのものは、手を胸の高さで軽く合わせ、指先をやや前に傾けます。
数珠が滑り落ちないよう、親指で軽く押さえると安定します。
焼香のときの数珠の扱い方
焼香のときは、数珠を左手に持ったまま焼香台に進みます。
抹香をつまむのは右手です。
数珠を持った左手を下げ、右手の親指・人差し指・中指で抹香をつまみ、香炉にくべます。
焼香が終わったら、あらためて左手に数珠を掛け、右手を添えて合掌します。
数珠を持つ手と焼香する手を分けておけば、動作がスムーズです。
お通夜でも葬儀でも、焼香の流れは基本的に同じです。
焼香の回数は宗派によって1回から3回まで幅があります。
参列者が多く時間が限られる場合は「1回で」と案内されることもあります。
回数に迷ったら心を込めて1回行えば失礼にはなりません。
焼香を含む葬儀全体での扱い方は葬儀・焼香・法事での数珠の使い方まとめで詳しく確認できます。
移動時・着席時の数珠の持ち方
会場内を移動するときや着席して待つときは、左手に数珠を掛けて房を下に垂らしておきます。
手持ち無沙汰でも、数珠を振り回したりくるくる回したりするのは避けましょう。
着席時は、左手首に掛けたままにするか、両手で軽く包むように膝の上に置きます。
テーブルや椅子の上に直接置きっぱなしにするのは、仏具の扱いとしてふさわしくありません。
使わないときはバッグや数珠袋にしまうのが丁寧です。
数珠袋があると、房の傷みも防げて持ち運びも安心です。
ふくさや小さなポーチでも代用できます。
宗派別の持ち方の違い(早見)
略式数珠はどの宗派でも使えますが、本式数珠は宗派ごとに持ち方が異なります。
主要宗派の基本を早見表にまとめました。
細かい作法はお寺によって異なる場合があります。
| 宗派 | 合掌時の掛け方の基本 |
|---|---|
| 浄土宗 | 二連の輪を両手の親指に掛ける |
| 真言宗 | 両手の中指に掛けて手のひらの中に |
| 天台宗 | 人差し指と中指の間に掛ける |
| 日蓮宗 | 輪を八の字にひねって両手の中指に |
| 浄土真宗 | 両手に掛けて房を下に垂らす |
| 曹洞宗・臨済宗 | 二重にして左手首に掛ける |
自分の宗派の本式数珠を持つのが理想ですが、参列する葬儀の宗派に合わせる必要はありません。
略式数珠を1本持っておけば幅広く対応できます。
宗派ごとの数珠の違いは宗派別の数珠の選び方で詳しく解説しています。
やってはいけない数珠の扱い方
数珠の扱いで避けたいのは、まず貸し借りです。
数珠はその人自身のお守りとされ、一人一つ持つものと考えられています。
忘れた人に貸すのは親切に見えて、本来の考え方にはそぐいません。
次に、椅子やテーブルへの置きっぱなしです。
仏具を粗末に扱う印象を与えます。
離席するときは手に持つか、袋にしまいましょう。
床に直接置く、ポケットにそのまま突っ込む、房を握りしめてしわにする、といった扱いも避けたいところです。
ファッション性の高いブレスレット型の腕輪念珠を焼香時のアクセサリー代わりに使うのも、葬儀の場では控えめにするのが無難です。
数珠を忘れてしまった場合の対処は数珠がない・忘れたときのマナーを参考にしてください。
左利きの場合はどうする
左利きの方も、数珠は左手に持つのが基本です。
数珠を左手で持つのは利き手の問題ではなく、左手を清浄とみなす仏教的な考え方に基づくためです。
焼香で抹香をつまむ動作は右手で行うのが作法ですが、どうしてもやりにくい場合は無理をしなくて構いません。
所作の美しさより、故人を悼む気持ちが大切です。
周囲もそこまで細かく見ていません。
自然に、落ち着いて行いましょう。
これから数珠を用意する方は、宗派・素材・男女別を落ち着いて比較できる通販が便利です。
急ぎのときは翌日配送に対応した店もあります。
よくある質問
女性の数珠の持ち方は男性と違いますか
持ち方の基本は男女で同じです。
左手に持ち、房を下に垂らします。
違うのは数珠のサイズで、女性用は玉が小ぶり、男性用は大きめに作られています。
持ち方の作法自体に男女差はありません。
お通夜のときも持ち方は同じですか
お通夜も葬儀・告別式も、数珠の持ち方や焼香の流れは基本的に同じです。
左手に持ち、焼香のときだけ右手で抹香をつまみます。
お通夜だからといって特別な作法はありません。
数珠を持つ手を右手にしてしまいました。失礼ですか
基本は左手ですが、右手に持ってしまっても大きな失礼にはあたりません。
気づいた時点で左手に持ち替えれば十分です。
作法を知らなかったことを過度に気にする必要はありません。
数珠の色に決まりはありますか
葬儀で使う色に厳密な決まりはありません。
落ち着いた色合いなら問題ありません。
無難な色を知りたい方は数珠の色のマナーを参考にしてください。
まとめ
数珠の持ち方は「左手に持ち、房を下に垂らす」が基本です。
合掌時は両手に掛け、焼香時は左手に持ったまま右手で抹香をつまみます。
移動や着席の際も左手に掛けておき、置きっぱなしや貸し借りは避けましょう。
宗派によって本式数珠の掛け方は異なりますが、略式数珠を1本持っていれば多くの場面に対応できます。
細かい作法に迷ったら、周囲に合わせれば失礼にはなりません。
大切なのは、所作の完璧さよりも故人を悼む気持ちです。
基本を押さえておけば、落ち着いて葬儀や法事に臨めます。
これから数珠を選ぶ方は数珠が買える場所と選び方もあわせて確認しておくと安心です。



![[祈リノ] [テレビ静岡で紹介] 数珠 お数珠 男性用 数珠袋 付き 男性 じゅず念珠 黒檀 黒 葬儀 お葬式 黒色 J](https://m.media-amazon.com/images/I/41hAGSHe+7L._SL500_.jpg)