SHARE:

葬儀に数珠は必要?ない・忘れたときの対処法とマナー

葬儀に数珠を持参するのが望ましいですが、なくても失礼にはあたりません。

数珠は仏具であり、参列者に「必ず持たなければならない」という仏教上の決まりはないためです。

忘れてしまった場合も、慌てて借りたり買い足したりせず、そのまま合掌して弔意を示せば問題ありません。

この記事では、数珠がなくても失礼にならない理由と条件、忘れたときの現実的な対処法、宗教式ごとの違いまでを整理します。

なお価格に触れる部分は2026年7月時点の一般的な相場です。

いい仏具編集部

「いい仏具」は、数珠の選び方と仏事マナーを中心にした仏具の実用情報サイトです。今日中に数珠が必要なときに買える場所を、ダイソー・しまむら・イオンなど全国13チェーンの公式情報にもとづいて案内するほか、主要8宗派の数珠の違い、18種の素材・石の格と値段、持ち方や色のマナー、切れたときの修理・処分の方法まで解説しています。価格や取扱状況にはすべて確認時点を明記し、変更を確認し次第更新しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

葬儀に数珠は必要?まずは結論

結論として、仏式の葬儀では数珠を持参するのが基本のマナーです。

数珠は焼香や合掌の際に手に掛けて使う仏具で、仏さまへの敬意を表す道具とされています。

大人であれば一本持っておくと安心です。

ただし、数珠を持っていないことで参列を断られたり、遺族に非礼と受け取られたりすることはありません。

数珠はあくまで自分の信仰や心を整えるための道具です。

弔意の中心は、故人を悼む気持ちと落ち着いた振る舞いにあります。

そのため「数珠がないから参列できない」と考える必要はありません。

手元にあれば持参し、なければ丁寧に合掌して焼香すれば、十分に礼を尽くしたことになります。

数珠がなくても失礼にならない理由と条件

数珠がなくても失礼にならない最大の理由は、数珠が「参列の必須条件」ではないからです。

焼香は数珠がなくても行えます。

合掌して一礼し、香をつまんで香炉にくべる、という基本の流れは数珠の有無に左右されません。

数珠なしで焼香する場合は、両手を合わせて静かに合掌します。

数珠を掛けないぶん、姿勢や所作を丁寧にすることで気持ちは十分に伝わります。

お通夜でも同様で、数珠なしで参列しても問題ありません。

気をつけたいのは、数珠以外の基本マナーです。

服装は黒を基調とした喪服、私語を慎む、携帯電話は消音にする、といった点のほうが周囲の印象を大きく左右します。

数珠の有無を気に病むより、こうした振る舞いを整えるほうが実際的です。

焼香や合掌の細かな作法は宗派や地域で差があります。

基本の流れは葬儀・焼香・法事での数珠の扱い方で確認しておくと落ち着いて対応できます。

忘れた・間に合わないときの対処法

数珠を忘れた、または準備が間に合わないときは、無理に用意しようとせず、そのまま参列するのが最も現実的です。

会場で借りようと動き回るほうが、かえって落ち着きを欠いた印象になります。

どうしても手元に用意したい場合は、コンビニや大型スーパー、駅ビルなどで略式数珠が手に入ることがあります。

ただし品揃えは店舗によって異なり、確実ではありません。

急ぎで探す際の候補は、今日中に数珠が買える場所と選び方を参考にしてください。

時間があるなら、あらかじめ一本用意しておくのが一番の対策です。

略式数珠はどの宗派でも使えるため、一つ持っておけば急な葬儀にも対応できます。

次の葬儀に備える意味でも、この機会に用意を検討する価値があります。

貸し借りがマナー違反とされる理由

数珠の貸し借りは避けるべきとされています。

数珠は本来、持ち主一人ひとりが自分のために持つ仏具と考えられているためです。

念珠(ねんじゅ)とも呼ばれ、個人と仏さまを結ぶ道具という位置づけから、他人と共用しない習わしが根付いています。

特に家族間でも「一人一本」が基本とされ、夫婦や親子で貸し借りするのも本来は望ましくありません。

ただしこれは厳格な戒律ではなく、あくまで慣習に基づく考え方です。

破ったからといって罰があるわけではありません。

とはいえ、慣習を尊重するなら、数珠がないときは借りるより「数珠なしで参列する」ほうが自然です。

無理に借りて気を遣わせるより、丁寧に合掌するほうがすっきりと弔意を示せます。

神式・キリスト教式では数珠は不要

数珠は仏教の仏具です。

そのため、神式(神道)やキリスト教式の葬儀では使いません。

案内状や式場の宗教が仏式でない場合、数珠を持参する必要はありません。

神式の葬儀では、玉串(たまぐし)を捧げる玉串奉奠(たまぐしほうてん)が焼香にあたる作法です。

数珠を手にすることはなく、二礼二拍手一礼を音を立てずに行う「しのび手」で拝礼します。

キリスト教式では献花を行い、数珠も焼香もありません。

宗教が分からないまま仏式用に数珠を持って行っても、失礼にはあたりません。

バッグに入れておき、仏式であれば使う、という対応で問題ありません。

宗教式であれば無理に取り出さず、その場の作法に合わせれば十分です。

これを機に一本用意するなら

今後の葬儀や法事に備えて数珠を用意するなら、まず略式数珠から選ぶのが無難です。

略式数珠は宗派を問わず使えるため、最初の一本として扱いやすいためです。

法事でも同じものが使えます。

男性用は玉が大きめ、女性用はやや小ぶりで色数が豊富、という違いがあります。

色に厳密な決まりはありませんが、迷う場合の考え方は数珠の色のマナーと年代別の選び方が参考になります。

宗派が決まっている家庭なら、宗派ごとの数珠の違いと選び方で本式数珠を検討してもよいでしょう。

略式数珠の価格は3,000〜10,000円程度が一つの目安です(2026年7月時点)。

素材によって幅があり、木製と天然石で価格や見え方が変わります。

詳しくは数珠の素材の格と値段の違いで整理しています。

通販なら宗派・素材・男女別を落ち着いて比較でき、急ぎのときは翌日配送に対応する店舗もあります。

実店舗を回る時間が取りにくい場合の選択肢として検討できます。

よくある質問

数珠なしで焼香しても大丈夫ですか?

問題ありません。

焼香は数珠がなくても行えます。

両手を静かに合わせて合掌し、香をつまんで香炉にくべれば、礼にかなった作法になります。

姿勢を丁寧に保つことで弔意は十分に伝わります。

数珠を自分で買ってもいいですか?

自分で買っても問題ありません。

「他人から贈られなければならない」という仏教上の決まりはないためです。

この点は自分で買ってはいけないという迷信の由来でくわしく解説しています。

数珠が切れてしまったら不吉ですか?

不吉という仏教的な根拠はありません。

数珠が切れるのは、糸やゴムの経年劣化による自然な現象です。

「厄を受け止めた」といった言い伝えもありますが、あくまで縁起の話です。

切れた場合は修理して使い続けられます。

法事に数珠はいらないこともありますか?

仏式の法事では数珠を持参するのが基本です。

ただし忘れた場合は葬儀と同様、数珠なしで合掌すれば失礼にはあたりません。

参列そのものと故人を悼む気持ちが大切です。

子どもも数珠を持つ必要がありますか?

子どもは必ずしも数珠を持つ必要はありません。

持たせる場合は子ども用の小さめの数珠がありますが、なくても合掌できれば十分です。

無理に用意しなくても失礼にはなりません。

まとめ

仏式の葬儀では数珠を持参するのが基本ですが、なくても失礼にはあたりません。

数珠は参列の必須条件ではなく、弔意の中心は故人を悼む気持ちと落ち着いた振る舞いにあります。

忘れたときは慌てず、丁寧に合掌して焼香すれば問題ありません。

数珠の貸し借りは慣習上避けるのが無難で、借りるより「数珠なしで参列する」ほうが自然です。

神式やキリスト教式では数珠を使わないため、宗教に応じて持参の判断をすれば十分です。

今後に備えるなら、宗派を問わず使える略式数珠を一本用意しておくと安心です。

焼香や合掌の作法は数珠の持ち方の基本で確認しておくと、いざというときに落ち着いて対応できます。

あなたへのおすすめ