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お彼岸のお供え|定番の食べ物と金額の目安・のしの作法

お彼岸のお供え|定番の食べ物と金額の目安・のしの作法

お彼岸の墓参りの予定は決まったのに、実家へ持っていくお供えだけが決まりません。お彼岸は春分の日・秋分の日を中日(ちゅうにち)とする7日間で、2026年なら3月17日〜23日、9月20日〜26日にあたり、この期間内に届けば時期として問題ありません。

迷うのは売り場に立ってからです。

菓子折りの金額と、掛け紙の書き方で手が止まります。

弔事のお供えには熨斗(のし)を付けず、表書きは「御供」とするのが基本になります。

本記事では、お彼岸のお供えに選ばれる食べ物・金額の目安・掛け紙と表書きの作法を解説します。

いい仏具編集部

「いい仏具」は、数珠・盆提灯・線香・位牌など、仏具の選び方と仏事マナーの実用情報サイトです。急に必要になったときに買える場所を、ダイソー・イオン・仏具専門店など身近な店の公式情報で確認して案内するほか、主要8宗派の作法の違い、素材の格と値段、修理・処分の方法、仏壇じまいや手元供養といった供養の変化まで、7つのジャンルで解説しています。価格や取扱状況にはすべて確認時点を明記し、変更を確認し次第更新しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

お彼岸のお供えは彼岸入りから彼岸明けまでの7日間に届ける

お彼岸は春と秋の年2回あり、それぞれ春分の日・秋分の日を中心とした前後3日ずつ、合わせて7日間を指します。

初日を彼岸入り、真ん中の春分の日・秋分の日を中日、最終日を彼岸明けと呼びます。

お供えを持参する日も郵送で届ける日も、この7日間のどこかに収まっていれば時期としては外れません。

2026年のお彼岸の日程

2026年は春分の日が3月20日、秋分の日が9月23日です。

春のお彼岸は3月17日から23日まで、秋のお彼岸は9月20日から26日までとなります。

秋のお彼岸は9月21日の敬老の日、9月22日の国民の休日と連続するため、この連休中に親族が集まる家では、そこに合わせて届けると受け取る側の手間が減ります。

中日を過ぎても彼岸明けまでなら失礼になりません

中日ちょうどに届けなければならない決まりはありません。

仕事の都合で週末しか動けないなら、彼岸入り前後の土日に持参しても作法として問題はないでしょう。

郵送する場合は、生菓子なら受け取る日を先に確認し、日持ちする菓子折りであれば彼岸入りの前日から中日までに届く手配にしておくと、仏壇に供える日数を取れます。

墓参りと同じ日にまとめて回るなら、お彼岸の墓参りの時期と持ち物で解説している持ち物の準備も先に済ませておいてください。

仏壇へのお彼岸のお供えはおはぎ・ぼたもちと五供が基本

お彼岸の食べ物として名前が挙がるのがおはぎとぼたもちで、この2つは同じあんこの餅菓子を季節ごとに呼び分けたものです。

春は牡丹の花にちなんで「ぼたもち」、秋は萩の花にちなんで「おはぎ」と呼びます。

あんこの小豆は邪気を払うとされ、餅は五穀豊穣への感謝を表すものとして、先祖供養の供え物に選ばれてきました。

こしあんと粒あんで春秋を分ける言い方もありますが、これは地域や家によって違います。

仏壇のお供えは香・花・灯明・浄水・飲食の五つ

お彼岸に限らず、仏壇へのお供えは五供(ごく)という五つの要素で考えます。

線香の香り、仏花、ろうそくの灯り、水、そしてご飯や菓子・果物といった飲食(おんじき)です。

菓子折りだけを買い足すより、線香とろうそくの残りを確認して不足を補うほうが、供え物としては形が整います。

五供それぞれの意味と毎日の扱いは仏壇のお供えの基本と五供のやり方で解説しています。

菓子や果物は半紙を敷いて供える

いただいた菓子折りをそのまま箱で置くのではなく、箱から出して小皿か高月(たかつき)に載せ、半紙を敷いてから供えます。

半紙は折り方と向きが決まっていて、弔事では折り目が手前に来る向きにします。

この一手間で見た目が変わるので、供える側になったときは仏壇のお供えに使う半紙の向きと折り方を確認してから並べてください。

菓子折り以外のお供え物なら果物・乾物・線香から選ぶ

お供えの品は、供えたあとに家族で分けられる「消えもの」が基本になります。菓子折り以外を探すなら、果物・乾物・線香やろうそくの3タイプが候補です。

菓子折りは個包装で日持ちするもの

最中や羊羹、焼き菓子の詰め合わせのように、個包装で常温保存できるものが扱いやすいです。

仏壇に供えてから下げて分けるまでに数日かかる家もあるため、賞味期限が2週間以上あるものを選ぶと、供える日数に余裕が出ます。

切り分けが必要なホールの菓子や、冷蔵が必須の生菓子は、受け取る側に手間をかけます。

果物は丸ごと、数は奇数で

りんご・梨・みかん・ぶどうなど、そのまま供えられる果物も定番です。

カットフルーツではなく丸ごとのものを選び、供える個数は3個・5個の奇数にするのが慣習になっています。

盛り方や向きには決まりがあるので、籠盛りを贈るときも仏壇のお供えの果物の盛り方と向きで解説している形を知っておくと、渡したあとの扱いまで想像がつきます。

乾物・線香・ろうそくは日持ちする実用品

そうめん、海苔、椎茸、昆布といった乾物は日持ちし、精進の考え方にも合う品です。

菓子が続いて余ってしまう家には、線香やろうそくが向きます。

進物用の線香は箱入りで贈答の体裁が整っているうえ、必ず使い切るものなので残りません。

お彼岸のお供えの金額は3,000〜5,000円が目安

ここで挙げる金額は2026年7月時点の一般的な目安で、地域や親族間の慣習によって上下します。

実家や親族の家へ品物だけを持参するなら、3,000〜5,000円程度が目安になります。近所や知人の家へ立ち寄る程度であれば2,000〜3,000円でも形になりますし、逆にあまり高額な品を渡すと、受け取った側が同じ額を返そうとして負担になります。

お寺の彼岸会や法要に招かれた場合

お彼岸の期間中、お寺では彼岸会(ひがんえ)という合同法要が営まれます。

参列するときはお布施を包みますが、金額はお寺や地域で大きく異なるため、檀家の先輩や寺務所に直接尋ねるのが確実です。

自宅に僧侶を招いて法要を行う家に呼ばれた場合は、お供えの品を3,000〜5,000円ほど用意したうえで、現金を「御仏前」として5,000〜10,000円程度包む形が一般的です。

品物と現金の両方を渡すか、どちらか一方にするかも家の慣習によります。

初彼岸は品物の格を上げる

四十九日を終えてから初めて迎えるお彼岸を初彼岸と呼びます。

通常の年より丁寧にする家では、品物を5,000〜10,000円程度に上げたり、法要を営んだりします。

ただし初彼岸に特別な法要をしない家もあるので、訪問前に予定を確認しておいてください。

掛け紙の表書きは「御供」、水引は黒白の結び切り

お供えの品にかける紙を「のし紙」と呼ぶ場面は多いのですが、熨斗はあわびを干した縁起物の飾りで、慶事の贈り物に付けるものです。

弔事や仏事のお供えには熨斗を印刷しない「掛け紙」を使い、水引だけが入ったものを選びます。

売り場で「お彼岸のお供えです」と伝えれば、この掛け紙が用意されます。

表書きと水引の色

表書きは「御供」または「御供物」とし、水引の下に自分の名前をフルネームで入れます。

水引は黒白または双銀の結び切りが標準で、関西から西の一部地域では黄白を用います。

どちらか判断がつかないときは、贈り先の地域の店で用意すればその土地の慣習に合います。

現金を包む場合の表書きは「御仏前」で、四十九日前であれば宗派により「御霊前」を使い分けます。

品物と現金それぞれの書き分けはお供えののしと表書きの作法で解説しています。

持参は外のし、郵送は内のし

手渡しするときは、包装紙の外側に掛け紙をかける外のしにします。

渡した瞬間に表書きと名前が見えるためです。

宅配便で送るときは配送中に掛け紙が傷まないよう、箱に直接掛け紙をかけて上から包装する内のしを選びます。

持参した品は施主に手渡し、自分で仏壇に置かない

訪問先に着いたら、まず玄関で挨拶をして、風呂敷や紙袋から品物を出します。

袋のまま渡さず、掛け紙の表書きが相手から読める向きにして、「御仏前にお供えください」と添えて家の方へ手渡します。

自分で仏壇へ運んで供えるのは、勧められた場合だけにしてください。

仏壇に案内されたら、線香をあげて手を合わせます。

順序としては、先に施主へ挨拶と品物を渡し、そのあとで仏壇に向かう流れです。

お彼岸は先祖供養の期間なので、特定の故人の命日である法要と違い、家全体の先祖に向けて手を合わせる気持ちで参ります。

お盆との位置づけの違いはお彼岸とお盆の違いと行事の意味で解説しています。

避けたい品と、供えたあとのお下がり

精進の考え方から、肉や魚などの生き物を殺して得た食材は供え物に選びません。

ハムやソーセージの詰め合わせ、鰹節や煮干しのような魚を原料とする品も、この考え方では外れます。

匂いの強いものや、棘のあるバラ、毒を持つ花も仏壇には向きません。

故人が好きだったお酒やたばこについては、供える家もあれば控える家もあるので、事前に確認してから用意してください。

供えた食べ物は、下げて家族でいただくのが供養の一部とされています。

仏壇に置いたまま傷ませてしまうと本来の意味から外れるため、生菓子や果物は早めに下げます。

ご飯や水は毎日取り替えるものなので、菓子折りだけを彼岸明けまで置き、他は通常どおり朝に供えて下げる形で構いません。

いただいたお供えを下げる目安については、五供の日々の扱いと合わせて考えてください。

よくある質問

お彼岸のお供えは中日に届かないと失礼ですか

彼岸入りから彼岸明けまでの7日間のうちに届けば失礼にはあたりません。

中日は春分の日・秋分の日の祝日で親族が集まりやすい日ですが、そこに合わせなければならない決まりはありません。

仕事の都合でどうしても彼岸明けを過ぎる場合は、「遅くなりました」と一言添えて渡せば問題ないでしょう。

実家が浄土真宗ですが現金の表書きは「御霊前」でよいですか

浄土真宗では「御仏前」を使います。

亡くなるとすぐに仏になるという考え方をとるため、御霊前という表書きを用いないのが基本です。

他の宗派でも四十九日を過ぎていれば御仏前になるので、お彼岸のお供えとして包む現金は御仏前としておけば大きく外れません。

判断に迷うときはお寺に尋ねてください。

おはぎは手作りでもよいのでしょうか

手作りのおはぎやぼたもちを供えても差し支えありません。

ただし当日中に食べきる前提の日持ちなので、供えたら早めに下げてください。

訪問先に持参する品として選ぶ場合は、受け取る側が当日に処理しなければならなくなるため、日持ちする菓子折りとどちらが向くかを考えて決めるとよいでしょう。

お彼岸のお供えは菓子折りと現金の両方が必要ですか

法要に招かれていないなら、品物だけで形になります。

自宅での法要や彼岸会に参列する場合は、品物に加えて御仏前を包む家もありますし、現金だけにする家もあります。

親族間の慣習に差が出る部分なので、同じ立場で参列する兄弟や親に確認してから揃えてください。

まとめ

お彼岸のお供えは、彼岸入りから彼岸明けまでの7日間に届けば時期として外れません。

品物は供えたあとに分けられる消えものを選び、菓子折りなら個包装で日持ちするもの、菓子以外なら丸ごとの果物・乾物・進物用の線香が候補になります。

金額は親族の家へ持参するなら3,000〜5,000円、法要に招かれたときは御仏前を別に用意する形が目安で、地域と家の慣習で上下します。

掛け紙には熨斗を付けず、表書きは「御供」、水引は黒白か双銀の結び切りにします。

持参するなら外のし、宅配便で送るなら内のしという使い分けだけ押さえておけば、売り場での指定に迷いません。

渡すときは袋から出して施主に手渡し、仏壇へ供えるのは勧められてからにしてください。

ぜひ本記事の7日間の日程・金額の目安・掛け紙の書き方を参考に、今年のお彼岸のお供えを用意してください。なお金額の目安は2026年7月時点の一般的な水準です。

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